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🧾 年末調整計算機

年末調整計算機は、年間の給与・源泉徴収税・各種控除から年末調整の結果(還付金または追加徴収額)を試算するツールです。基礎控除・扶養控除・社会保険料控除・医療費控除・生命保険料控除・住宅借入金等特別控除に対応し、実際の所得税との過不足を計算します。

年収・源泉徴収税額・扶養家族数・各種控除(医療費・生命保険・住宅ローン)を入力して、年末調整の還付金または追加徴収額を試算します。

このツールとは?

年末調整計算機は、年末調整で発生する還付金(払い過ぎた税金が戻る場合)または追加徴収額(不足分を追加で支払う場合)を試算するツールです。

年末調整とは、1年間の給与から源泉徴収された所得税と、実際の年間所得税額を精算する手続きです。日本の会社員の大部分は年末調整の対象となります。

還付金が発生する主なケース:

  • 医療費控除を申告した場合
  • 生命保険料控除・地震保険料控除がある場合
  • 住宅ローン控除がある場合(初年度は確定申告が必要)
  • 扶養家族が増えた場合
  • 配偶者控除・配偶者特別控除の対象となった場合

追加徴収となる主なケース:

  • 副業収入があり本業の控除が不足している場合
  • 年中に扶養家族が減った場合
  • 複数の会社から給与を受けている場合

仕組み

年末調整の計算は以下の手順で行われます。

還付/追加 = 源泉徴収税額 − 年間実際の所得税額

ステップ1:給与所得の計算。年収から給与所得控除を差し引いて給与所得を算出。

ステップ2:所得控除の合計。基礎控除(48万円)、扶養控除、社会保険料控除、医療費控除、生命保険料控除、住宅借入金等特別控除などを合算。

ステップ3:課税所得の計算。給与所得 − 所得控除合計 = 課税所得。

ステップ4:年間所得税の計算。課税所得に累進税率(5%〜45%)を適用し、2.1%の復興特別所得税を加算。

ステップ5:過不足の精算。源泉徴収税額 − 年間所得税 = 正の値なら還付、負の値なら追加徴収。

年収給与所得控除課税所得(概算)年間所得税(概算)
3,000,000980,000~1,540,000~78,600
5,000,0001,440,000~3,080,000~215,000
7,000,0001,800,000~4,720,000~527,000
10,000,0001,950,000~7,570,000~1,128,000

※扶養親族・社会保険料・生命保険料等の控除を含まない概算(基礎控除48万円のみ反映)。

参考表:主な所得控除の一覧

控除の種類控除額(最大)条件
基礎控除480,000円全員(合計所得2,400万円以下)
配偶者控除380,000円配偶者の所得48万円以下
扶養控除(一般)380,000円16歳以上の扶養親族
扶養控除(特定)630,000円16〜18歳の子女
社会保険料控除全額社会保険料の支払額全額
医療費控除200万円医療費−10万円(又は所得の5%)
生命保険料控除120,000円新契約・3区分合計
住宅借入金等特別控除〜年末残高の1%13年間(一般住宅)
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使い方

  1. 年間総給与額を入力(賞与含む)。
  2. 今年源泉徴収された税額の合計を入力。
  3. 扶養家族数を入力。
  4. 年間医療費が10万円以上の場合は入力。
  5. 年間生命保険料・住宅ローン控除額を入力。

よくある質問

年末調整とは何ですか?

年末調整とは、1年間(1月〜12月)の給与に対して源泉徴収された所得税と、実際の年間所得税額を精算する手続きです。多くの会社員にとって、確定申告の代わりとなる仕組みで、通常12月の給与で還付または追加徴収が行われます。

還付金と追加徴収はどう決まりますか?

年間の源泉徴収税額が実際の所得税より多ければ「還付」(戻ってくる)、少なければ「追加徴収」(追加で支払う)になります。還付となるのは、医療費控除や各種控除を申告した場合や、扶養家族が増えた場合などです。

医療費控除の対象は何ですか?

本人や家族の医療費で、年間合計が10万円(または総所得の5%)を超える部分が控除対象です。治療費、入院費、通院交通費、処方箦薬代などが含まれます。美容目的の治療や健康診断は対象外です。

住宅ローン控除は年末調整で受けられますか?

住宅ローン控除の初年度は確定申告が必要です。2年目以降は年末調整で適用されます。控除額は年末時点の住宅ローン残高の1%で、一般住宅の場合は最大13年間で200〜300万円の控除があります。

年末調整で生命保険料控除はいくら戻りますか?

生命保険料控除の上限は一般生命保険・介護医療保険・個人年金の3区分それぞれ4万円(新契約の場合)で、合計最大12万円の控除額になります。実際の還付金は所得税率に応じて変動し、概ね控除額の5%〜45%が戻ります。

このツールは情報提供のみを目的としており、金融アドバイスではありません。

ヒントとアドバイス

医療費が年間10万円を超えたら医療費控除を申告しましょう。セルフメディケーション税制(市販薬購入)を選択する場合は、対象薬代が年間12,000円以上が条件です。

住宅ローン控除は初年度が確定申告です。2年目以降は年末調整で適用されます。控除額は年末ローン残高の1%ですが、上限は物件・入居年により異なります(一般住宅は最長13年間、年額最大40万円)。

生命保険料控除は新旧区分があります。2012年以降に加入した保険は「新」、それ以前は「旧」、両方ある場合は「新旧」。控除額の計算方式が異なります。

還付金は通常12月の給与に反映されます。年末調整の書類(扶養控除等申告書、保険料控除申告書)は11月頃に会社から配布されます。

関連ツール

出典と参考文献

本ツールの計算方法は以下の公的機関の情報に基づきます:

  1. 国税庁。年末調整の仕組み。
  2. 国税庁。くらしの税情報。

最終確認:2026年8月。

制限事項

本ツールは概算を目的としており、税務アドバイスではありません。

本ツールで考慮していない事項:

複雑な税務状況については税理士または年末調整の担当部署にご相談ください。

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