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⚖️ 金属重量計算機

金属の丸棒・パイプ・板材・角棒の重量を、寸法と材料密度から算出します。メートル法・ヤードポンド法に対応し、材質別密度表を内蔵しています。

このツールとは?

切削や手配の前に金属部品の重量が分かっていると、工場や板金加工場、購買部門での作業がぐっと楽になります。この金属重量計算機は、重量=体積×密度という基本的な関係を利用します。丸棒の体積はπr²L、中空パイプはリング状の断面積に長さを掛けた値、板材は長さ×幅×厚さ、角棒は断面が一辺×一辺です。形状を選んで寸法を入力し、材料を指定すれば、重量がキログラムまたはポンドで即座に表示されます。

Bar: πr²L Pipe: π(R²-r²)L Plate: L×W×T Weight = Volume × Density

最もよく使われるのは鋼材で、密度は約7,850kg/m³。アルミニウムはその約3分の1の2,700kg/m³なので、アルミの脚立やフレームが軽々と持ち上げられるのはこのためです。本ツールには鋼・ステンレス・アルミニウム・銅・真鍮・青銅・鋳鉄・チタンの密度表が内蔵されており、合金や樹脂の場合は任意の密度を直接入力できます。寸法の単位換算が必要なときは、重量換算ツールもあわせてご利用ください。

仕組み

各形状について、まず断面積を計算し、長さを掛けて体積を求め、最後に密度を掛けます。メートル法モードでは寸法をミリメートル、密度をg/cm³で入力し、結果はキログラムで表示されます。ヤード・ポンド法モードでは寸法をインチで入力し、結果はポンドで表示されます。

材質密度(g/cm³)主な用途
軟鋼(SS400など)7.85構造フレーム・シャフト
ステンレス3048.00食品機械・海洋機器・ボルト類
アルミニウム60612.70ブラケット・フレーム・航空機部品
銅8.96母線・配管・電線
真鍮8.50バルブ・継手・歯車
鋳鉄7.20エンジンブロック・機械ベース
チタン4.50航空宇宙・医療用インプラント

1mあたりの重量は、見積もり担当者が常に使う便利な値です。直径12mmの丸鋼は1mあたり約0.89kgなので、6mの長さならおよそ5.3kgになります。この数値を覚えておくと、材料の価格見積もりや吊り上げ設備の計画、購入前のコスト比較が簡単になります。輸送量の確認には体積計算ツールも併用できます。

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使い方

  1. 形状を選択します:丸棒・パイプ・板材・角棒。
  2. 単位系(mmまたはインチ)を選び、寸法を入力します。
  3. 密度表から材質を選ぶか、任意の密度を入力します。
  4. 「計算」ボタンを押すと、総重量と1mあたりの重量が表示されます。
  5. 必要に応じてkgとlbを切り替えます。

よくある質問

計算結果がカタログ値と合わないのはなぜ?

カタログの重量は通常、公称肉厚から計算されています。実際のパイプは許容差の範囲内で少し厚くまたは薄く圧延されるためです。最も正確な結果を得るには、ノギスで実際の肉厚と外径を測定してください。

ステンレスは軟鋼より重いですか?

わずかに重いです。ステンレス304の密度は約8.00g/cm³で、軟鋼の7.85g/cm³と比べると約2%の差です。長い棒材や大きな板材では、重量とコストの両方にこの差が積み上がります。

角パイプ(中空角材)の重量も計算できますか?

本バージョンは丸棒・パイプ・板材・中実角棒に対応しています。角パイプの場合は、外側の正方形の面積から内側の正方形の面積を引き、長さと密度を掛けてください。その結果を任意形状として入力するか、角形中空断面の公式で手計算します。

真鍮と青銅の違いは何ですか?

真鍮は銅と亜鉛の合金(一般的に8.5g/cm³)で、バルブや継手に使われます。青銅は銅とスズの合金(一般的に8.7〜8.9g/cm³)で、軸受や船用品に使われます。密度が近いため、小さな部品では重量差はわずかです。

結果をオンスやトンに換算するには?

1kg=35.27オンス、1トン(メートル法)=1,000kgです。ショートトンは2,000lb、ロングトンは2,240lbです。多くの加工現場の見積もりはkgまたはlbで行われるため、本ツールの既定単位で一般的なケースはカバーできます。

メッキや塗装は考慮されますか?

されません。亜鉛メッキや粉体塗装、塗料はごく薄い層を追加するだけで、重量の変化は数パーセントの数分の一です。精密な作業では、塗装後のサンプルを量って差を任意の密度補正として入力してください。

ヒントとアドバイス

密度は常温の値を使ってください。金属の密度は温度による変化がわずかなので、現場作業では無視して問題ありません。軟鋼とステンレスは見た目が似ていますが約2%密度が異なるため、大量に発注するときは注意が必要です。特にパイプは公称サイズ(呼び径)が実際の外径と一致しないので、必ず実測してください。1mあたりの重量は配送コストの見積もりにも便利で、運送会社の料金表と比較できます。中空断面の肉厚は外径と内径の差ではなく、ノギスで直接測るのが確実です。

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出典と参考文献

最終確認:2026年8月。

  1. ASM International — ASM Handbook: Properties and Selection(密度の参考)。
  2. ASTM International — 鋼製品の標準仕様。

制限事項

この計算機は公称寸法とハンドブックの密度に基づく理論重量を提供します。実際の重量は、製造公差、合金組成、表面処理によって変わります。重要な重量は必ず実物を計量して確認してください。

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